協働視察プロジェクトについて

昨年度、私たちNPO法人ドネルモNPO法人アカツキは、
"しごとが生まれるコミュニティ"から学ぶ〜ソンミサン・マウル協働視察プロジェクトを通して、
私たちは「マウル」という言葉が、「暮らしの中での問題点を巡り、ともに話し合い、
個々人が持つ才能を分かち合う互助的なネットワーク」という意味を持つことを知りました。

韓国でマウルへの関心が高まる背景には、経済発展と都市化の代償として、
コミュニティの崩壊やQOLの低下が深刻な社会問題となっている現状があります。
これに対し、ソウル市長のパク・ウォンスン氏は、コミュニティ再生を中核政策に掲げ、
住民主導のマウル事業を支援する施策を展開。その成果が評価され、今年再選を果たしました。

そこで今回の視察先では、施策の中心を担うソウル特別市マウル共同体総合支援センターと
代表的な市民シンクタンクNPO「希望製作所」(パク氏が元代表)をメインの視察先とし、
福岡で『私たち』の社会を描くための独自の知見を見出してきました。

学びを紐解く

ドネルモとアカツキを中心にシンクタンク・営利企業・大学関係者など、多彩なメンバーにより、視察先を「お金」「コミュニティ」「評価」の3つの視点で学びを紐解きました。

プロジェクトについて

学びを共有する

福岡という地域で視察で得られた知見を活かした取組みを実現していくことをコンセプトとした、視察レポート「マウル・マンドゥルギ(マウルづくり)」を発行しました。

視察レポート

学びを伝える

視察報告会を通して、レポートだけでは伝わらない生の声を届けるだけではなく、支援者を対象に交流会を開催し、密度の濃い情報共有と交流の場を設けました。

報告会